ひまじんもーど

日々思ったことを適当に。アニメ・ゲーム・ガジェット系になる……かな?

【なろう】一言感想を書くよ! 20160607

 前回の記事でそれぞれに軽く感想でも書こうか、って言ってから早2ヶ月。

思い立ったが吉日と書き散らそうかと思います。

好きな作品が扱き下ろされていても怒らないでね!

 

himajin-mode.hatenablog.com

冒頭の記号の意味は以下の通り。

○→なろう版まで読んだ

・→当時の書籍化分まで読んだ

×→途中脱落

 

理想のヒモ生活

なろう書籍化を読んだのはこれか、下のダンまちのどちらかじゃないかなー。

手に取った理由は挿絵という不純(?)なものだったけど、

非常に面白い作品で後続のなろう作品を手に取ろうと思わせてくれた逸品。

キャラ付け、展開の緩急の作り方が共に上手く、飽きさせずに7巻まで読み切れました。

駄目ななろう作品はこの2点が本当に駄目だもんね。

主人公の、自分の至らなさを理解していて、それでもどうにか力になろうとする姿勢。

奥さんの、そんな主人公を理解し上手く支えて(そして利用して)、上手い統治に繋げていく姿勢。

現実世界では中々見られない良い夫婦関係を眺めていると羨ましくなって死にたくなります!

5巻ぐらいから出てくる第2ヒロインも幼げかつボーイッシュで良い感じです。

惜しむらくは続刊がないこと。

なろう版も悪くはないけど、書籍版の続きが読みたいな-。

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

アニメ化もした皆様ご存じダンまちヘスティアの紐、の方が有名かしらん?

転生ものじゃないけど、主人公が特種な力を持ってガンガン育っていくのはお約束か。

(まあ、主人公が異質でなけりゃ本にはならないので、これは当たり前っちゃ当たり前

ですね)

成長を主人公側で、俺TUEEEEEEをヒロイン側で見せるという上手い構成だと思いますが、

主人公側の仲間が足枷になってんじゃねーかなー、と思う今日この頃。

LV2じゃもう着いてけない領域ですよ。

あと、黒い怪物の正体ってなに? もう細かいこと覚えてない!

 

ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

今思えば異世界チーレムものの代表作なんじゃねーの、これ。

そういったものにあまり触れていない頃に読んだので、割と楽しく読めました。

が、思い返すとキャラもストーリーも弱いなぁ。

多分、今読み返せって言われると断ると思う。なろう入門編みたいな立ち位置か?

 

○無職転生 -異世界行ったら本気出す-

腐れ引きニートが転生して俺TUEEEEEE、っていうとどれにでも当てはまりそうなのが恐ろしいなろう界隈。

その中でも1人の男の波瀾万丈な人生を書ききった、ということで人気を誇る作品。

壮大な物語の序章、という立ち位置ですが、ルディ(主人公)のやりきった感が凄まじい。

ただ、後半はキャラが増えすぎて、ちょっと持てあまし気味に感じた。

エリスとか少女時代は可愛かったのに、大人になって合流してからはろくに喋らないしね。

あの1件と、剣神の里での生活のせい、といえばそうなんだろうけど、

単純にキャラが増えたが故の描写割合の減少もでかいと思うんだよね-。

 

・フェアリーテイル・クロニクル

主人公の関西弁がきつい!

生産職極めまくった主人公の俺TUEEEEEが拝める一風変わった作品。

本当に一風変わっているのかは、読んでる数が少ない私にはわかりません。

主人公が女性恐怖症で、ヒロイン側がそれを知りつつもアタックしていく、

というのが醍醐味かな。

まあ私が読んだのは当時の既刊までで、最後はどうなったのか知りませんが……。

嫌いじゃないけど、こうも期間が開いちゃうとな-。

あとサブキャラ達の魅力が乏しい気がする。癖がなさ過ぎるよね。

 

・ネトオク男の楽しい異世界貿易

3巻ぐらいまで読んだけどあんまり覚えてない!

なんか鏡を通って行き来してたような?

 

○異世界料理道

異世界に行ったら猪を血抜きもせず食ってる蛮族がいる! 血抜きぐらいしろよ!

から始まる主人公アスタの立身出世物語。多分。

なろうの最新話までずーっと読んでるけど、文章が読みやすいのか、

キャラ付け・ストーリーの緩急ともに際立った部分はないけど読み続けられる秀作。

料理の腕もあくまで見習いレベルで、主人公なりに四苦八苦しつつ

受け入れられるよう頑張るところが良いんでしょうね。

もうギバの肉の普及という当初の目的はほっといても果たされそうなので、

最近は料理人同士の切磋琢磨という方向に舵を切っている気がします。

 

オーバーロード

ご存じアインズ様。骨。

MMORPGの最上位ギルドの主が、ギルドの財産(金・戦闘力等)を持ったまんま

異世界に行きました、と言う話。

書籍版の表紙が重々しくて躊躇したけど、読んでみると意外とコミカル(?)で面白い。

アインズ様は一見化け物の総大将、しかしその実はただの一般人、

と見せかけてのかつての仲間とその類縁にしか思い入れを持たない狂人、という2段落ち。

部下からの盲目的な尊崇と、それに苦悩するアインズ様は軽妙で感情移入しやすい。

WEB版も読んだけど、書籍版の方がストーリーにメリハリがあって良い感じ。

WEB版の学園編とか迷走というか間延びというか……なろうの駄目な部分が出てきてる感じでしたね。

 

○異世界迷宮の最深部を目指そう

カナミ(主人公)の周りにはヤンデレしかいねぇ!

そんなヤンデレ祭りが繰り広げられます。

ダンジョンのボスの倒すためにはその願いを叶えてやらねばならず、

そのたびにすんげーめんどくさい人間関係を構築しては破壊して、また構築して、

を繰り返していきます。

これ、読んでて凄いパワーがいる。

ただ、その分、ボスの悲願を成就させたときのカタルシスは素晴らしい、の一言。

アイデンティティも印象に残ってますね!

 

×異世界はスマートフォンとともに。

挿絵で買った。最初の10ページでやべぇ、と思った。

頑張って2巻まで読んだ。3巻まで買ってたけど、結局読まなかった。

そんな作品。

キャラも薄けりゃストーリーも弱い。なろうの悪いテンプレ作品といっても過言ではない。

何故これが書籍化されたのか。編集者は何故これを書籍化しようと思ったのか説明して欲しい。

絵は良かった。絵は良かった。絵は良かった。

 

×Re:ゼロから始める異世界生活

絶賛アニメ化中。

ストーリーは恐ろしくパワーがあって、面白い。

けど、個人的にはストーリーの持つパワーと主人公のキャラが、くどすぎて駄目だった。

なんていうのかなー、味噌カツみたいな感じ。

一口目は美味いけど、三口目ぐらいから飽きてきて、やっとで食べきるような。

4巻ぐらいまで読んで、そのあと間が開いちゃって読んでないな-。

一応当時の既刊は全部買ってるはず。

 

○本好きの下剋上

どっかでも書いたけど、幼女と美男子の恋とも愛情とも違う関係が素晴らしい。

なろう版もずーっと読んでます。フェルディナンド様早く帰って来て!

偏執的な本好きが異世界に行くと本がなかった!

そこから始まる本作り! だったけど、いつの間にか貴族社会に飲み込まれてー、みたいな。

キャラの数も多いしストーリーもそんなに早くは進まない。

けれど世界設定が緻密で、読んでて頭の中に世界が出来ていく感じで苦になりません。

長編洋ドラとかになっても良いんじゃねーの?と思うレベルです。

時間があるときに一気に読んでしまうのがお勧め!

つっても1日中読んでも1週間ぐらいは掛かると思いますが。

 

×デスマーチからはじまる異世界狂想曲

こらまた悪いなろうテンプレって感じの作品ですな。

ポチにタマにリザだっけ? 安直かつわかりやすいなー。

世界観も表面だけなぞっている感じで深みもなく、

単純に敵を倒しながら旅をしていく様子には味わいもない。

でも結構人気ありそうなんだよな-。不思議!

 

・転生したらスライムだった件

これもうスライム以上のなにかだよね?

取り込んだモノを解析して、更にそれらを組み合わせて格上の能力を作り出す。

そら、最初を乗り越えれば最強の魔王にもなれますわな!

とはいうもののやはり立身出世がサクサクと描かれる様は小気味よく、楽しめました。

あまり記憶には残っていませんが!

 

・異世界魔法は遅れてる!

なにこの世界、こんなLVで魔法使いとか言っちゃってるの?www

みたいな展開を大まじめにストーリーにした感じ。

主人公はそこまで馬鹿にした感じじゃなく、あくまで落胆、っつう感じですが。

神話と掛けた敵の倒し方とかは面白かったけど、いまいちキャラが弱かったのか、

印象には残ってない作品ですね。

 

・賢者の孫

覚えてない! 絵がBALDER FORCEの人だったかな?

 

この素晴らしい世界に祝福を!

こいつは良い意味でなろうテンプレを裏切った感じ。

転生したけど、持って行ったのは力ではなくアホ女神でした-!みたいな。

アニメ化大成功したし、みんな知ってるよね。

この軽さはなんとなーく、邪神大沼とかを思い出しました。

 

ウロボロス・レコード

書籍化分は読んでおらず、なろう版のみ。

一度は死んだ主人公が、二度と死なないよう頑張ろう!という非常に前向きな作品。

やり方は奴隷の脳みそ弄くったりエルフを促成栽培したりですが。

外道!

二人目の奴隷剣士がベルセルクのガッツ、

もしくはヴァルキリープロファイルの亜リューゼに脳内変換されて困ります。

 

蜘蛛ですが、なにか?

これもスライムと一緒で、食ったもんから強くなるよ!って感じ。

雑魚モンスターとして生まれ、必死に脳みそ使って格上攻略しつつ成長していく、

って言う部分は楽しく読めました。

けどなー、途中からなんかおかしくなっちゃって。

主人公が大事な何かを悟るんだけど、読者にはそれを明かさない。

んでわかった顔しながら行動するけど、読者側には意味深にほのめかすだけ。

っつうのが続いてなんとなーく食傷気味。

一人称語り部なのに隠しちゃうのってどうなの? と思うけど、

そんなに真面目に小説議論したことないからセーフなのかアウトなのかは知りません。

 

・賢者の弟子を名乗る賢者

これもMMORPG転生っぽい感じ。

ただ、ずーっと爺でロールプレイしてたのに、

気の迷いでロリ少女のアバターにした瞬間に転生して、

ロリ少女の見た目で無双していかなくちゃならなくなっちゃった!という作品。

どうにも主人公に目的意識が希薄で、物語のペースが単調に感じてしまう。

やはりアインズ様ぐらいキチガイじゃないと、物語は進まないのだ!

でもまあ、なろうに触れたことがない人には勧められそうな作品。

 

 

 

 

 

1作品2~3行で済ますはずが、意外とだらだら語っちゃいましたね。

他にもなんか奴隷少女のエロいやつとかも読んだ気がしますが、

タイトルがぱっと思い浮かばないのでとりあえずはこれだけとします。

 

これらの感想を読んだ上で、勧められそうな作品があったら是非教えて下さい。

ちなみに今は「人狼への転生、魔王の副官」と

「僕と彼女と実弾兵器(アンティーク)」を読もうとしているところです。

 

それでは書き散らしただけですが、このへんでー。