と思ってるんですが、これは面白かった(ダイレクトマーケティング)
なろう発なのかな?
挿絵が文倉十さんだから、という理由だけで何の気なしに読み始めたのですが、
(タイトルがそんなに臭くなくて手に取りやすいというのもあった)
割とキャラクターの思考が論理的・理性的で展開に無理がなく、読みやすかったです。
まあ、状況説明や心理説明が多い分、キャラクター描写の割合が減り、
キャラの魅力がいまいち出しづらいかな、という感じはあります。
賛否はありそうですが、良いキャラ揃いなので私は文句なし。
異世界テンプレといえばまあそうなのですが、
(現代日本の価値観・知識が異世界では貴重で珍しい→それを使って俺TUEEEE)
主人公が身の程を弁えて行動している分、あざとさもなく鼻につかない。
主人公は自分の強みを理解しておらず、出来ることを真面目にこなすだけだけれど、
それが結果的に良い結果を導き出していく感じですね。
くっさいくっさいタイトルに辟易とする昨今ですが、これは毛嫌いせずに読んでみて欲しいですね。
5巻からのニューヒロインも可愛いです(小並感)
WEB版もあるのですが(連載中?)、文庫版は途中から物語が分岐しているっぽいです。
WEB版には上のニューヒロインなしなのかな。
なんとなくこのラノ文庫のHP見たら異世界ばっかりでワロタ。
売れ筋はわかるけどさー、もうちょっとこう、やりようあるだろ!